「アルテミスII」のオリオン宇宙船が捉えた美しい景色たち

2026年4月14日

Image:NASAおかえりなさい。2026年4月11日の午前9時7分(日本時間)、NASAの月探査ミッション「アルテミスII」を終えた有人宇宙船「オリオン」が米カリフォルニア州サンディエゴ沖に着水し、地球に帰還しました。1970年代に行われたアポロ計画以来初となる低軌道を離脱した有人宇宙船として、人類史上最も地球から遠く離れた地点まで到達した乗組員たち。約10日間に及ぶ深宇宙への旅の過程で、膨大

吾輩は「未踏の島」である。名前はまだ無い

2026年4月13日

Image:Alfred-Wegener-Institute/ChristianHaas名前は「わらじアイランド」で。島を隠すなら氷山のど真ん中にと言わんばかりに、衛星画像でも、実際に接近して目視しても、周囲を漂う氷山との見分けがつかなかった未踏の島を、探検隊の科学者たちが南極のウェッデル海で偶然見つけちゃったそうです。海図にも載っていない島なのだとか。氷山のような島、南極の海で見つかるアルフレー

吾輩は「未踏の島」である。名前はまだ無い

2026年4月13日

Image:Alfred-Wegener-Institute/ChristianHaas名前は「わらじアイランド」で。島を隠すなら氷山のど真ん中にと言わんばかりに、衛星画像でも、実際に接近して目視しても、周囲を漂う氷山との見分けがつかなかった未踏の島を、探検隊の科学者たちが南極のウェッデル海で偶然見つけちゃったそうです。海図にも載っていない島なのだとか。氷山のような島、南極の海で見つかるアルフレー

シゴデキと思われたいなら、職場では「絵文字」を使わないほうが無難かも

2026年4月13日

Image:Shutterstock使わぬ絵文字にたたりなし。みなさんは、職場の同僚または上司とのやり取りで絵文字を使ったことがありますか?日本だと社内メールやコミュニケーションツール、LINEでのやり取りで絵文字やステッカー、スタンプを使う人って結構いません?今回、心理学の実験で、職場におけるやり取りで絵文字を使うと、同僚から「仕事ができない人認定」されるかもしれないことがわかったそうですよ。た

グラフェンの宇宙利用に期待。光で進む宇宙船の実現へ一歩前進

2026年4月12日

Image:ESA/ULB/KhalifaUniversityレーザー照射で進む宇宙船ってすごいな。放物線飛行(放物線を描くように飛行して急降下時に無重力状態をつくる方法)中の機内で、興味深い実験が行なわれました。炭素原子からなる薄いシートであるグラフェンを使えば、太陽帆船を操縦したり、宇宙空間における衛星の位置を調整したりできる可能性が見えてきたそうですよ。無重力でグラフェンの反応を実験欧州宇宙

化学的に最も原始的な恒星、見つかる

2026年4月10日

Image:NavidMarvi/CarnegieScienceアーティストによるSDSSJ0915-7334のコンセプト画アルテミス2の活躍にかき消されてるけど、地味にすごい発見。宇宙の進化の中で生まれた第一世代の星である「初代星」は、高温で明るく、水素とヘリウムの原始的なかたまりから生まれました。初代星は短命でしたが、星の残骸のなかに新しい元素を生み出し、次世代の星を誕生させる礎を築いたといい

車の廃バッテリー液とプラごみから水素燃料をつくるレシピ

2026年4月10日

Image:Shutterstockこういうゴミからお宝系の話は大好物です。奇妙な化学反応は、もっとも処理が困難な廃棄物をまったく予想外のものに変身させてしまうことがあります。たとえば、ある実験ではPFASを利用してバッテリーグレードのリチウムを精製したそうです。そして今回、研究者たちは自動車のバッテリーの使用済み酸を利用して、クリーンな水素燃料をつくるレシピを見つけたみたいです。廃バッテリー液と

3億年前の昆虫が巨大だった理由とは。通説を覆す新発見

2026年4月8日

絶滅したグリフィンフライの実物大復元模型を持つ研究者。Image:WernerKrausviaWikimediaCommons約3億5000万年前の地球では、羽を広げたときの大きさがおよそ70センチにも達する巨大なトンボの仲間が空を飛んでいたといいます。太古にこうした巨大昆虫が存在できた理由として、これまでの科学的な通説では「当時の大気中の酸素濃度が高かったため」と考えられてきました。しかし、最新

毎日AI使う人へ、「認知的降伏」にご注意

2026年4月8日

Image:ShutterstockたしかにAIを外部メモリみたいに使っちゃうと、考える力が落ちそうよね。ArsTechnicaのカイル・オーランド氏が4月3日に「認知的降伏(cognitivesurrender)」という用語についてのブログ記事を書きました。1,372人をテストしてわかった「新しい認知」この言葉は、少なくとも1月頃から出回っていたようで、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールのマ

南極にある「血の滝」の謎が解明される

2026年4月7日

Credit:NationalScienceFoundation/PeterRejcekviaWikimediaCommons2026年3月1日の記事を編集して再掲載しています。100年以上解けなかった謎。1911年、オーストラリアの地質学者トーマス・グリフィス・テイラーは、南極の東南極の先端に血のようなものが流れているのを発見しました。これは「血の滝」と呼ばれていますが、本物の血液が流れているわ

データセンターが半径10kmの地表面温度を2℃上昇させている

2026年4月7日

Image:WirestockCreators/Shutterstock都市部にデータセンターができたら、ヒートアイランド現象のダブルパンチになるってこと?データセンターへの風当たりが強くなっている今日この頃。アメリカでは建設の一時停止措置や地域住民の抗議活動が各地で起こっており、データセンターによる水不足や電気料金の高騰、大気質の悪化が問題視されるようになってきました。データセンターが「ヒートア

約50年ぶりに人類が見た地球。アルテミスIIから写真が届いたよ

2026年4月7日

Image:NASAアメリカ現地時間で4月1日に打ち上げられたアルテミスIIミッション。月有人飛行ミッションアルテミス計画の一部であり、人類が地球低軌道の向こう側を旅するのはアポロ17号以来、実に半世紀ぶり。10日間の飛行ミッションで月の逆側を調査予定。アメリカ現地時間6日には月に到着(再接近)します。4人の宇宙飛行士が乗り込んだ宇宙船オリオンの窓ごしに撮影された地球の画像を、NASAが公開してい

土星の環、お前だったのか。犯人は1億年前に消えた“幻の衛星”

2026年4月6日

Image:NASA/JPL-Caltech/SpaceScienceInstitute2026年2月15日の記事を編集して再掲載しています。太陽系において木星に次いで大きい、巨大なガス惑星である土星。その周囲には神秘的な環がぐるりと囲んでおり、また274にもおよぶ衛星が存在します。そんな土星の環に関する新たな研究結果が発表され、話題となっています。土星の環、2つの衛星の衝突で生まれた?今回学術誌

デスクに置いた小さな箱のなかで雷を再現できるようになるかも?

2026年4月6日

Image:DanPerry/PennStateUniversity稲光と一緒に雷鳴も再現されるのかな?雷って、誰もが知っている気象事象のわりに、実はビックリするくらい科学的に解明されていなかったりするんですよね。おかげで雷を伴うサンダーストームから生まれる竜巻も、詳しいことはよくわからないままです。雷を箱に閉じ込める昨年、雲のてっぺんでどのように雷が発生するかを解明したエンジニアのチームが、今度

量子バッテリーできたかも? ガソリン車への給油よりも速くEVを充電できる未来への一歩

2026年4月6日

Image:CSIROF1のピットストップくらいの速さでEVを充電できる時代が来たらすごい。物理学者のPaulDavies氏によると、実証済みの「量子」デバイスは、量子力学の不思議な法則を利用して、実用性を兼ね備えためざましい効果をもたらすそうです。そして、その量子革命における最新の成果が、世界初となる量子バッテリーです。まだ現時点ではプロトタイプ(試作品)ではあるものの、大きな可能性を秘めている

何でもどこでもくっつく接着剤。ヒントはムール貝

2026年4月5日

image:generatedatwhisk日頃から「なんで?」って思えることが大事だなぁ、と感じさせる発明。アメリカ・エネルギー省のオークリッジ国立研究所(ORNL)の研究チームが、ペットボトルや繊維などの廃棄されたポリエチレンテレフタレート(PET)を原料に、強力かつ使い直せる新しい接着剤を開発しました。木材・ガラス・金属・紙・プラスチックといった異なる素材でもくっつき、さらに水中でも極低温で

近年見つかった「知られざる生き物たち」6選

2026年4月4日

Image:QueenslandGovernment2023年5月7日の記事を編集して再掲載しています。地球上には既知のものだけで約175万種の生物がいるそうです。まだ知られていない生物も合わせると、500万~3,000万種はいるのではという説もあるほど、多様です。近年も新しい種や行動などが続々と観測されています。ピックアップしてご紹介します。<目次>●輪になって前転するヘビ●ポケモンな名前がつけ

火星で自給自足できる可能性。ほぼ現地調達で食べられる草を育てた

2026年4月4日

image:generatedatwhisk火星で農業といえば映画『オデッセイ』が浮かぶところですが、フィクションから現実へ、一歩ずつ進化しています。ドイツ・ブレーメン大学の研究チームが、火星の砂に似た物質と微生物だけで食用植物を育てたと発表しました。研究は学術誌『ChemicalEngineeringJournal』に掲載されています。「火星の砂」で草が育つ仕組みまず、そもそも火星の土だと、農業

マッコウクジラが頭突きでじゃれ合う様子をドローンによる海洋調査で激写

2026年4月4日

Image:MartinProchazkacz/Shutterstock子どものころから石頭と言われてきたけど、マッコウクジラには頭突きされたくない。1820年、1頭の巨大なマッコウクジラが体当たりして、アメリカの捕鯨船「エセックス号」を沈めました。体重、実に80トン。この悪夢のような出来事は、のちにハーマン・メルヴィルの名作『白鯨』のインスピレーションになったと伝えられています。それから約200

肉眼では見えないQRコード。A4用紙に2TBのデータを保存

2026年4月3日

Image:TUWien世界最小、ギネス記録のQRコードちょっと理解が追いつかない…。QRコード。LINEの交換でも、スーパーのレジでも、スマートフォン連携でも読め読めと言われるQRコード。ウィーン工科大学の科学者によると、近未来の世界では、スマホでは読み取れないスーパーミニサイズのQRコードが大活躍するかもしれないみたいですよ。肉眼で見えないQRコード、爆誕研究チームは、一般的な細菌よりも小さい

肝障害でも手術不要。MIT発の「注射できるミニ肝臓」に期待大

2026年4月3日

image:generatedatwhisk日本でも年間3万人が亡くなるという肝臓由来の病気。アメリカでも1万人以上が慢性肝疾患を抱え、臓器移植の待機リストに名を連ねています。しかし、ドナー臓器は常に不足しており、順番が来る前に容体が悪化するケースも少なくありません。さらに、肝不全患者の中には、そもそも手術に耐えられるほどの体力がなく、移植の適応外とされている人たちもいると言います。そんな状況に、

「バクテリアをセメントに注入すると蓄電池になる」という発見

2026年4月3日

Image:QiLuo/AarhusUniversity2025年9月25日の記事を編集して再掲載しています。これこそ「再生可能」と呼ぶにふさわしいのでは?死んでもよみがえるんだもの。驚異的な生存能力で知られる微生物ですが、今回、科学者がさらにびっくりな発見をしました。なんでも、バクテリアがセメントを蓄電バッテリーに進化させるとか。バクテリアがセメントに命を吹き込むデンマークのオーフス大学に在籍す

科学者が検証。汚れを落とすなら気泡だけじゃなく音波も当てるべし

2026年4月3日

Image:SreangHok/CornellUniversityバブルバスの「あわあわ」は気持ちいいだけじゃないらしい。農産物だけでなくデリケートな医療機器、工業製品などもやさしく、しかも化学薬品を使わずに洗浄できる方法が、科学的に検証されました。医療機器や半導体にも米コーネル大学の研究チームが考案したのは、微細な気泡と低周波の音波を水中に注入して食品を洗浄する技術。音波と気泡を組み合わせること

月の水は思ったより少ないかも。月面基地計画に冷や水を浴びせる新研究

2026年4月2日

Image:Shutterstock月に水があるという前提は、ここ数年の宇宙開発における大きな希望でした。月に十分な水があれば、飲むだけでなく、酸素やロケット燃料の原料にもできますし、地球から運ばなくてもよくなります。水のありかとして注目されているのが、月の「永久影」。月の自転軸はわずか1.5°しか傾いておらず、南極付近のクレーターの底には太陽光が一切届きません。こうした永久影領域に水が入り込めば

「カクテルパーティー効果」のメカニズムが、人工ニューラルネットワークにより明らかに

2026年4月1日

Image:JitendraJadhav/Shutterstock騒がしい場所でも、知っている人の声はハッキリ聞こえる。この現象を「カクテルパーティー効果」と呼びます。たとえば人が密集するような駅やデパートでも、家族の声だけはちゃんと耳に届きますよね。また、知人だけでなく自身に関心のある話題が聞き取りやすくなるのも、この現象が影響しているとされています。キャッチーな名称も相まって名前だけは知られて

地球の自転速度、遅くなってます。温暖化で解けた氷から流れ込む水が地球の重りに?

2026年3月31日

Image:NASA地球にとって、人間は重すぎる存在なのかもしれない…。慌ただしく過ぎる毎日。世界の動きが速すぎてついていけない感に押しつぶされそうになることもありますよね。でも、新たな研究によると、むしろそんな感覚とは裏腹に、地球の自転は劇的に遅くなっているそうですよ。地球の自転が遅くなってる?ウィーンとチューリッヒの地球物理学者たちは、主に後期鮮新世以降の全球的な海面変動の古気候データを用いて

それでも火星に移住したい? 人類がホモ・サピエンスでいられなくなる日

2026年3月29日

Image:Shutterstock火星移住が現実味のある計画として語られる昨今。皆さんは地球以外の惑星で暮らすことをリアルに想像していますか?私はさまざまなSF映画を見ながら、「やっぱり地球に住み続けたいなぁ…」と思っています。だって快適じゃなさそうなんですもん。そんな私の考えを後押しするような記事が、IFLSにアップされていました。進化生物学者のスコット・ソロモン氏が著書『BecomingMa

かわいいは“もらえる”? 推しがグッズを持っていると、より輝いて見える理由

2026年3月29日

image:generatedatwhiskお気に入りのアーティストが紹介したグッズや、推しのアイドルがジャケ写で抱えたぬいぐるみ。「なんかいつもより輝いて見える…」と感じたことはないでしょうか。あれ、気のせいでも病気でもないみたいです(よかった)。大阪大学の研究で「人が触れているモノはよりかわいいと感じられ、さらに触れている人自身もよりかわいい」と評価されることが明らかになりました。この研究はオ

たばこのポイ捨てはダメ。でも回収すると未来のバッテリーになる

2026年3月29日

image:generatedatwhiskたばこのポイ捨てはダメなんです。先日ギズモードでもお伝えした通り、たばこの吸殻がポイ捨てされると環境への悪影響は科学的にも明確なわけですが、「じゃあ吸い殻ちゃんと回収したら何かいいことでもあるわけ…?めんどくさくない…?」と思った方に伝えたい話が、今日のテーマです。その吸い殻、蓄電デバイスの材料になるかも。だから、習慣づけましょう!吸い殻に「素材としての

温暖化も食糧危機も解消できるか?メタンを食べる細菌からタンパク質が作れた

2026年3月28日

image:generatedatwhiskなんとまあ、ありがたい生き物がいるものよ。「最近は飼料代が高騰して困るよ…」と以前、ある取材で熊本県の畜産農家さんが苦境を聞かせてくれました。ロシア・ウクライナの問題があって、輸入飼料が手に入りにくい状況に陥っていたんです。スーパーで売っている鶏肉や豚肉の値段が上がるたびに、その裏側にはさまざまな問題が潜んでいます。家畜を育てるには飼料が欠かせません。そ