「カクテルパーティー効果」のメカニズムが、人工ニューラルネットワークにより明らかに

2026年4月1日

Image:JitendraJadhav/Shutterstock騒がしい場所でも、知っている人の声はハッキリ聞こえる。この現象を「カクテルパーティー効果」と呼びます。たとえば人が密集するような駅やデパートでも、家族の声だけはちゃんと耳に届きますよね。また、知人だけでなく自身に関心のある話題が聞き取りやすくなるのも、この現象が影響しているとされています。キャッチーな名称も相まって名前だけは知られて

地球の自転速度、遅くなってます。温暖化で解けた氷から流れ込む水が地球の重りに?

2026年3月31日

Image:NASA地球にとって、人間は重すぎる存在なのかもしれない…。慌ただしく過ぎる毎日。世界の動きが速すぎてついていけない感に押しつぶされそうになることもありますよね。でも、新たな研究によると、むしろそんな感覚とは裏腹に、地球の自転は劇的に遅くなっているそうですよ。地球の自転が遅くなってる?ウィーンとチューリッヒの地球物理学者たちは、主に後期鮮新世以降の全球的な海面変動の古気候データを用いて

それでも火星に移住したい? 人類がホモ・サピエンスでいられなくなる日

2026年3月29日

Image:Shutterstock火星移住が現実味のある計画として語られる昨今。皆さんは地球以外の惑星で暮らすことをリアルに想像していますか?私はさまざまなSF映画を見ながら、「やっぱり地球に住み続けたいなぁ…」と思っています。だって快適じゃなさそうなんですもん。そんな私の考えを後押しするような記事が、IFLSにアップされていました。進化生物学者のスコット・ソロモン氏が著書『BecomingMa

かわいいは“もらえる”? 推しがグッズを持っていると、より輝いて見える理由

2026年3月29日

image:generatedatwhiskお気に入りのアーティストが紹介したグッズや、推しのアイドルがジャケ写で抱えたぬいぐるみ。「なんかいつもより輝いて見える…」と感じたことはないでしょうか。あれ、気のせいでも病気でもないみたいです(よかった)。大阪大学の研究で「人が触れているモノはよりかわいいと感じられ、さらに触れている人自身もよりかわいい」と評価されることが明らかになりました。この研究はオ

たばこのポイ捨てはダメ。でも回収すると未来のバッテリーになる

2026年3月29日

image:generatedatwhiskたばこのポイ捨てはダメなんです。先日ギズモードでもお伝えした通り、たばこの吸殻がポイ捨てされると環境への悪影響は科学的にも明確なわけですが、「じゃあ吸い殻ちゃんと回収したら何かいいことでもあるわけ…?めんどくさくない…?」と思った方に伝えたい話が、今日のテーマです。その吸い殻、蓄電デバイスの材料になるかも。だから、習慣づけましょう!吸い殻に「素材としての

温暖化も食糧危機も解消できるか?メタンを食べる細菌からタンパク質が作れた

2026年3月28日

image:generatedatwhiskなんとまあ、ありがたい生き物がいるものよ。「最近は飼料代が高騰して困るよ…」と以前、ある取材で熊本県の畜産農家さんが苦境を聞かせてくれました。ロシア・ウクライナの問題があって、輸入飼料が手に入りにくい状況に陥っていたんです。スーパーで売っている鶏肉や豚肉の値段が上がるたびに、その裏側にはさまざまな問題が潜んでいます。家畜を育てるには飼料が欠かせません。そ

16世紀の天文学書から「ガリレオ直筆のメモ」を発見

2026年3月27日

Image:NationalCentralLibraryofFlorenceルールは、破る前にまず習得せよ。歴史学者のイヴァン・マラーラ博士は、フィレンツェ国立中央図書館で16世紀に出版された天文学書『アルマゲスト』7冊を調査していました。ページをめくっていくとふと目に留まったのは、本の余白にびっちりと書き込まれためちゃくちゃ細かいラテン語の文字たち。この筆跡はもしや……。若き日のガリレオが残した

地球みたいに「マグマの海」を持つ惑星が見つかる

2026年3月23日

Image:generatedaatWhisk※生成AIによるイメージ画像です地球から35光年。光の速さで移動しても35年かかる距離です。現在の人類がどんな乗り物を使っても、何万年もかかってしまうような場所。そんなとてつもなく遠い宇宙の片隅に、とんでもない惑星が見つかりました。惑星の名は「L98-59d」。地球の1.6倍ほどのサイズで、最初は「ただの岩石惑星」だと思われていました。ところが、ジェイ

Amazon創設者の航空宇宙企業、小惑星の地球衝突に備えています

2026年3月22日

Image:BlueOriginやってみる価値はありますぜ、ってやつ?宇宙空間には数多くの小惑星や隕石が漂っています。そんな地球近傍小惑星(NEO)のなかには、ひょっとすると地球に衝突する恐れがあるものだって現れるかも。Amazon創設者のジェフ・ベゾス氏が立ち上げた航空宇宙企業BlueOrigin(ブルーオリジン)は、地球防衛のための「NEOHunter」ミッションを準備中なのだそうですよ。ビー

「まだ誰も使ってないデカい電力」が地球の奥底に眠っている

2026年3月21日

image:QuaiseEnergy地下世界には何かとロマンがあるものですが、特大級のやつが眠っていました。再生可能エネルギーの「お天気次第」という弱点を補うために、世界で様々な発電が試みられています。原子力発電を地底に刺してみたり、空気を地下に圧縮してみたり、雨でも発電できる太陽光パネルを作ったり、下水処理場からメタンガスを取り出したり、高密度な流体で揚水発電をやりやすくしたり……。そんな実験に

廃ペットボトルがパーキンソン病の治療薬になるかも

2026年3月21日

Photo:DanijelaMaksimovic/Shutterstock.comエディンバラ大学の研究者たちが、プラスチックをパーキンソン病治療薬にする新しい手法を開発しました。何か特別なプラスチックというわけではなく、普通のプラスチックを薬に変えられるんですって。InterestingEngineeringが報じました。プラスチックが薬に変わる仕組み今回の主役は、ペットボトルなどに使われる「P

たばこのポイ捨てがダメな理由が科学的に完璧に判明

2026年3月21日

image:generatedaatWhisk道端や公園で見かけるたばこの吸い殻。「まあ小さいし、そのうち自然に分解されるでしょ」と思っていませんか。それ、やっぱり大きな誤解ですよ、と科学的に突きつけられました。ナポリ・フェデリコ2世大学の農業学部教授であるGiulianoBonanomi氏を中心とする研究チームが、吸い殻を10年にわたって追跡した研究を学術誌『EnvironmentalPollu

人類最大の強みは知性ではなく他者への共感力だった?

2026年3月20日

Photo:ivector/Shutterstock.com人類がここまで繁栄できたのは、発達した知性のおかげだと思っていました。高校でもそう習いましたし、疑ったこともなかったんですよね。でも、IFLSが報じた新たな研究によると、人類の強みとなっていたのは知性だけじゃなくて、感情。とりわけ「他人に共感する力」だった可能性があるんですって。人間は強い生き物じゃないあらためて考えると、人間って身体的に

孤独を感じたらAIとお話し…じゃなくて赤の他人とメールするのがいいらしい

2026年3月19日

Image:NewAfrica/YouTubeアメリカの高等教育の現状を調査するGallup/Luminaによる最近のレポートで、学生の6割が孤独によるストレスを感じていることが明らかになりました。すでにLonelinessEpidemic(孤独のエピデミック)と通称で言われるくらい、近年は孤独が社会問題になっています。問題が起きれば、そのソリューションとしてのビジネスが立ち上がるものですが、その

ピザって環境によくないのでは?真面目に調べてみたら…

2026年3月19日

Image:Shutterstock「ナポリのピッツァ職人(ピッツァイオーロ)の芸術的な技」はユネスコの無形文化遺産にも登録されているほどですが、本場ピザ(以下、ピッツァと書くべきですが、わかりやすくピザとします)といえば薪窯が特徴的。こんがりとした生地の香りがたまらないわけですが、ちょっと想像してみると、あんなにガンガン薪を燃やしていて大気汚染は大丈夫なんでしょうか?と、イタリアの国家機関が「ピ

全く知られていなかった「大量絶滅」の存在が発覚。原因は不明

2026年3月18日

Image:Diman_Diver/YouTube地球の長い歴史の中で、生き物のほとんどが死に絶える「大量絶滅」という大事件は、これまで公式に5回あったとされてきました。有名なのは6600万年前、巨大な隕石が落ちて恐竜が滅びたあの事件です。ところが最新の研究で、これまでの記録をさらに1億年もさかのぼる「真の第1回目」が隠されていたことがわかりました。その名は「コトリン危機(KotlinCrisis

腸が悪いと歯も治らない? 東北大がつながりを解明

2026年3月18日

Image:generatedaatWhisk歯の治療がなかなか終わらない…、その原因が「腸」かもしれない。そんな驚くべきつながりを、東北大学の研究がまた一つ紐解きました。むし歯を放置していると、細菌が歯の根っこの奥まで侵入して、顎の骨まで溶かしてしまう「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」という病気になることがあります。歯根の先端が炎症を起こし、骨まで破壊されていく、と聞くだけで痛そうなこ

地球の影へ太陽光レーザーを発射! 人工衛星の長寿命化に挑戦

2026年3月18日

Image:MantisSpaceそんな手があったのか…。いまや地球の周回軌道上には多数の人工衛星が打ち上げられており、その弊害が懸念されています。このほどスタートアップ企業のMantisSpaceが披露した新構想には、人工衛星の未来を変える可能性が秘められてもいそうです。地球の影へ太陽光ビームを届けるソーラーパワーで稼動する人工衛星でネックとなるのは、地球の影に入ったときの電力供給。リチウムイオ

5万枚の鏡で太陽光を夜の地球へ届けます…ってそれダメじゃない?

2026年3月17日

Image:ReflectOrbital昼はいいけど夜はダメな気がする。カリフォルニアに拠点を置くReflectOrbital(リフレクト・オービタル)社は、夜間に太陽光を地上へ届けるために、最大で5万枚の鏡を搭載した衛星を打ち上げるとのこと。その前の検証実験として、今年後半に全長約18mの試作衛星「Earendil-1(エアレンディル1号)」を打ち上げる申請を提出済み。暗い場所を照らす光を高額で

冬なのに40℃超え。テキサス州南部で冬のアメリカ観測史上最高気温を記録

2026年3月17日

Image:MelindaNagy/Shutterstock.com冬なのに、真夏以上の暑さってどうなの。去る2月26日、テキサス州南部のメキシコ国境に近いファルコン・ダムで、41.1℃という驚異的な暑さが観測されました。正式に認定されれば、アメリカの冬(12~2月)における観測史上最高気温になります。記録を塗り替える猛暑これまで、アメリカにおける冬の過去最高気温は、1902年2月26日にテキサス

発掘された2400年前の革、人間の皮膚でした

2026年3月17日

スキタイ人の墳墓で見つかった革が一体なにからできているのか調査するために、研究チームがそのタンパク質を調べました。その結果、なんと人間の皮膚だったのです。

ブラジルのジャガー、ネコ科最長記録になる2.5kmを泳いだ理由が切ない

2026年3月16日

mage:Honza123/Shutterstock2025年9月23日の記事を編集して再掲載しています。長い距離を泳がなくてもいいようになるのが、ベスト。ネコは水が苦手と考えられていますが、ジャガーにその常識は当てはまらないようです。ジャガーは、熱帯雨林に広がる川や湿地から離れることはほとんどなく、獲物を狩るためにためらうことなく水に飛び込みます。ネコ界最高のスイマー、ジャガー泳ぐのが得意といっ

パイナップルを食べると口の中がピリピリするのはパイナップルが攻撃しているから

2026年3月16日

Image:Shutterstockパイナップルはお好きですか。私は生のパイナップルが苦手です。口の中がピリピリするから。でも、私の家族はピリピリしないらしくパイナップルが大好きみたいなんですよね。私だけが苦手なので、アレルギーなのかと思っていましたが、違うんですって。IFLSによると、あの現象はパイナップルが口の中をちょっと攻撃しているからなんです。パイナップルは口の中を刺すパイナップルには、ラ

透明人間の技術が実現? 食用色素で生体組織の透明化に成功

2026年3月16日

Image:Keyi”Onyx”Li/U.S.NationalScienceFoundation2024年9月16日の記事を編集して再掲載しています。透明人間のテクノロジーに時代が追いついた感。いきなりすごいのが出てきました。Scienceに掲載された研究結果によると、一般的な食用色素を使って、生体組織を透明にできちゃったそうですよ。驚きの発見は、筋肉のけがの治療からがんの発見まで、医療にさまざま

巨大ダムの建設で「地球の極」がズレた。海面上昇にも影響

2026年3月15日

Image:Shutterstock2025年7月15日の記事を編集して再掲載しています。人間の行動が地球の「北極」と「南極」を動かしてしまったなんて、恐ろしや。過去200年間、人間は世界中に多くの巨大ダムを建設しており、その影響で地球の自転軸が約1mも移動し、世界の海面は21mm低下してしまったという研究結果が、『GeophysicalResearchLetters』誌にて発表されました。意外と

トイレでスマホやゲームは10分まで。それ超えると体がおかしくなる

2026年3月15日

何十分もパンツ下げてトイレに座りっぱなしのみなさん!
その姿勢あんまり続けてると肝心の体のスイッチが起動しなくなりますよっ!

寝る前に運動はしちゃダメらしい。なんで?

2026年3月13日

Image:Shutterstock.com2025年4月17日の記事を編集して再掲載しています。平日に運動しようと思ったら、どうしたって夕方から夜になる人は少なくないはず。仕事終わってからジム、または寝る前にランニングなど。でも、それよくないらしいよ…。睡眠の質に影響世界中から集まったリサーチチームが、1万4689人の協力のもと就寝前の運動と眠りの関係について1年間調査しました。被験者には、複数

月に住まうという研究の回答。資材は月にあるもの使いましょう

2026年3月13日

image:generatedaatWhiskこれがいちばん未来の家。だって「月の砂」製だもの。レゴリスというものをご存じですか?月の表面を覆う細かい砂や岩のことで、アメリカ航空宇宙局による「アポロ計画」が持ち帰ったサンプルをもとに詳しく分析されてきました。そのレゴリスを使って、月面に直接建物を3Dプリントしてしまおうという研究が、いよいよ具体的な段階に入ってきています。月の砂から3Dプリントの素

地球と深宇宙の「温度差」から生まれた壮大すぎる新エネルギー。装置はミニサイズです

2026年3月13日

Image:MarioRodriguez/UCDavisCollegeofEngineering2025年12月2日の記事を編集して再掲載しています。宇宙スケールの壮大さと小さな装置の温度差もいい感じです。深宇宙には、未来の宇宙船の燃料となるダークマター(暗黒物質)などの隠れたエネルギー源が存在する可能性があります。ただ、そんな壮大な話にたどり着く前に、新しい実験的なエンジンが、実はもうすでに深宇

がんになると尿に変化。日本の研究チーム「トイレでがん検診」の扉を開く

2026年3月12日

image:generatedatwhisk尿でがんがわかる日が、また少し近づいた。そう感じさせる研究成果を日本の研究チームが発表しました。東京科学大学・東京大学・名古屋大学・東北大学・群馬大学・北海道大学・国立長寿医療研究センターの共同研究グループが、がん細胞由来の微小な粒子が尿へと排出されることを世界で初めて直接実証し、その経路を解明したと報告。成果は国際学術誌『ScienceAdvances