何でもどこでもくっつく接着剤。ヒントはムール貝

2026年4月5日

image:generatedatwhisk日頃から「なんで?」って思えることが大事だなぁ、と感じさせる発明。アメリカ・エネルギー省のオークリッジ国立研究所(ORNL)の研究チームが、ペットボトルや繊維などの廃棄されたポリエチレンテレフタレート(PET)を原料に、強力かつ使い直せる新しい接着剤を開発しました。木材・ガラス・金属・紙・プラスチックといった異なる素材でもくっつき、さらに水中でも極低温で

近年見つかった「知られざる生き物たち」6選

2026年4月4日

Image:QueenslandGovernment2023年5月7日の記事を編集して再掲載しています。地球上には既知のものだけで約175万種の生物がいるそうです。まだ知られていない生物も合わせると、500万~3,000万種はいるのではという説もあるほど、多様です。近年も新しい種や行動などが続々と観測されています。ピックアップしてご紹介します。<目次>●輪になって前転するヘビ●ポケモンな名前がつけ

火星で自給自足できる可能性。ほぼ現地調達で食べられる草を育てた

2026年4月4日

image:generatedatwhisk火星で農業といえば映画『オデッセイ』が浮かぶところですが、フィクションから現実へ、一歩ずつ進化しています。ドイツ・ブレーメン大学の研究チームが、火星の砂に似た物質と微生物だけで食用植物を育てたと発表しました。研究は学術誌『ChemicalEngineeringJournal』に掲載されています。「火星の砂」で草が育つ仕組みまず、そもそも火星の土だと、農業

マッコウクジラが頭突きでじゃれ合う様子をドローンによる海洋調査で激写

2026年4月4日

Image:MartinProchazkacz/Shutterstock子どものころから石頭と言われてきたけど、マッコウクジラには頭突きされたくない。1820年、1頭の巨大なマッコウクジラが体当たりして、アメリカの捕鯨船「エセックス号」を沈めました。体重、実に80トン。この悪夢のような出来事は、のちにハーマン・メルヴィルの名作『白鯨』のインスピレーションになったと伝えられています。それから約200

肉眼では見えないQRコード。A4用紙に2TBのデータを保存

2026年4月3日

Image:TUWien世界最小、ギネス記録のQRコードちょっと理解が追いつかない…。QRコード。LINEの交換でも、スーパーのレジでも、スマートフォン連携でも読め読めと言われるQRコード。ウィーン工科大学の科学者によると、近未来の世界では、スマホでは読み取れないスーパーミニサイズのQRコードが大活躍するかもしれないみたいですよ。肉眼で見えないQRコード、爆誕研究チームは、一般的な細菌よりも小さい

肝障害でも手術不要。MIT発の「注射できるミニ肝臓」に期待大

2026年4月3日

image:generatedatwhisk日本でも年間3万人が亡くなるという肝臓由来の病気。アメリカでも1万人以上が慢性肝疾患を抱え、臓器移植の待機リストに名を連ねています。しかし、ドナー臓器は常に不足しており、順番が来る前に容体が悪化するケースも少なくありません。さらに、肝不全患者の中には、そもそも手術に耐えられるほどの体力がなく、移植の適応外とされている人たちもいると言います。そんな状況に、

「バクテリアをセメントに注入すると蓄電池になる」という発見

2026年4月3日

Image:QiLuo/AarhusUniversity2025年9月25日の記事を編集して再掲載しています。これこそ「再生可能」と呼ぶにふさわしいのでは?死んでもよみがえるんだもの。驚異的な生存能力で知られる微生物ですが、今回、科学者がさらにびっくりな発見をしました。なんでも、バクテリアがセメントを蓄電バッテリーに進化させるとか。バクテリアがセメントに命を吹き込むデンマークのオーフス大学に在籍す

科学者が検証。汚れを落とすなら気泡だけじゃなく音波も当てるべし

2026年4月3日

Image:SreangHok/CornellUniversityバブルバスの「あわあわ」は気持ちいいだけじゃないらしい。農産物だけでなくデリケートな医療機器、工業製品などもやさしく、しかも化学薬品を使わずに洗浄できる方法が、科学的に検証されました。医療機器や半導体にも米コーネル大学の研究チームが考案したのは、微細な気泡と低周波の音波を水中に注入して食品を洗浄する技術。音波と気泡を組み合わせること

月の水は思ったより少ないかも。月面基地計画に冷や水を浴びせる新研究

2026年4月2日

Image:Shutterstock月に水があるという前提は、ここ数年の宇宙開発における大きな希望でした。月に十分な水があれば、飲むだけでなく、酸素やロケット燃料の原料にもできますし、地球から運ばなくてもよくなります。水のありかとして注目されているのが、月の「永久影」。月の自転軸はわずか1.5°しか傾いておらず、南極付近のクレーターの底には太陽光が一切届きません。こうした永久影領域に水が入り込めば

「カクテルパーティー効果」のメカニズムが、人工ニューラルネットワークにより明らかに

2026年4月1日

Image:JitendraJadhav/Shutterstock騒がしい場所でも、知っている人の声はハッキリ聞こえる。この現象を「カクテルパーティー効果」と呼びます。たとえば人が密集するような駅やデパートでも、家族の声だけはちゃんと耳に届きますよね。また、知人だけでなく自身に関心のある話題が聞き取りやすくなるのも、この現象が影響しているとされています。キャッチーな名称も相まって名前だけは知られて

地球の自転速度、遅くなってます。温暖化で解けた氷から流れ込む水が地球の重りに?

2026年3月31日

Image:NASA地球にとって、人間は重すぎる存在なのかもしれない…。慌ただしく過ぎる毎日。世界の動きが速すぎてついていけない感に押しつぶされそうになることもありますよね。でも、新たな研究によると、むしろそんな感覚とは裏腹に、地球の自転は劇的に遅くなっているそうですよ。地球の自転が遅くなってる?ウィーンとチューリッヒの地球物理学者たちは、主に後期鮮新世以降の全球的な海面変動の古気候データを用いて

それでも火星に移住したい? 人類がホモ・サピエンスでいられなくなる日

2026年3月29日

Image:Shutterstock火星移住が現実味のある計画として語られる昨今。皆さんは地球以外の惑星で暮らすことをリアルに想像していますか?私はさまざまなSF映画を見ながら、「やっぱり地球に住み続けたいなぁ…」と思っています。だって快適じゃなさそうなんですもん。そんな私の考えを後押しするような記事が、IFLSにアップされていました。進化生物学者のスコット・ソロモン氏が著書『BecomingMa

かわいいは“もらえる”? 推しがグッズを持っていると、より輝いて見える理由

2026年3月29日

image:generatedatwhiskお気に入りのアーティストが紹介したグッズや、推しのアイドルがジャケ写で抱えたぬいぐるみ。「なんかいつもより輝いて見える…」と感じたことはないでしょうか。あれ、気のせいでも病気でもないみたいです(よかった)。大阪大学の研究で「人が触れているモノはよりかわいいと感じられ、さらに触れている人自身もよりかわいい」と評価されることが明らかになりました。この研究はオ

たばこのポイ捨てはダメ。でも回収すると未来のバッテリーになる

2026年3月29日

image:generatedatwhiskたばこのポイ捨てはダメなんです。先日ギズモードでもお伝えした通り、たばこの吸殻がポイ捨てされると環境への悪影響は科学的にも明確なわけですが、「じゃあ吸い殻ちゃんと回収したら何かいいことでもあるわけ…?めんどくさくない…?」と思った方に伝えたい話が、今日のテーマです。その吸い殻、蓄電デバイスの材料になるかも。だから、習慣づけましょう!吸い殻に「素材としての

温暖化も食糧危機も解消できるか?メタンを食べる細菌からタンパク質が作れた

2026年3月28日

image:generatedatwhiskなんとまあ、ありがたい生き物がいるものよ。「最近は飼料代が高騰して困るよ…」と以前、ある取材で熊本県の畜産農家さんが苦境を聞かせてくれました。ロシア・ウクライナの問題があって、輸入飼料が手に入りにくい状況に陥っていたんです。スーパーで売っている鶏肉や豚肉の値段が上がるたびに、その裏側にはさまざまな問題が潜んでいます。家畜を育てるには飼料が欠かせません。そ

16世紀の天文学書から「ガリレオ直筆のメモ」を発見

2026年3月27日

Image:NationalCentralLibraryofFlorenceルールは、破る前にまず習得せよ。歴史学者のイヴァン・マラーラ博士は、フィレンツェ国立中央図書館で16世紀に出版された天文学書『アルマゲスト』7冊を調査していました。ページをめくっていくとふと目に留まったのは、本の余白にびっちりと書き込まれためちゃくちゃ細かいラテン語の文字たち。この筆跡はもしや……。若き日のガリレオが残した

地球みたいに「マグマの海」を持つ惑星が見つかる

2026年3月23日

Image:generatedaatWhisk※生成AIによるイメージ画像です地球から35光年。光の速さで移動しても35年かかる距離です。現在の人類がどんな乗り物を使っても、何万年もかかってしまうような場所。そんなとてつもなく遠い宇宙の片隅に、とんでもない惑星が見つかりました。惑星の名は「L98-59d」。地球の1.6倍ほどのサイズで、最初は「ただの岩石惑星」だと思われていました。ところが、ジェイ

Amazon創設者の航空宇宙企業、小惑星の地球衝突に備えています

2026年3月22日

Image:BlueOriginやってみる価値はありますぜ、ってやつ?宇宙空間には数多くの小惑星や隕石が漂っています。そんな地球近傍小惑星(NEO)のなかには、ひょっとすると地球に衝突する恐れがあるものだって現れるかも。Amazon創設者のジェフ・ベゾス氏が立ち上げた航空宇宙企業BlueOrigin(ブルーオリジン)は、地球防衛のための「NEOHunter」ミッションを準備中なのだそうですよ。ビー

「まだ誰も使ってないデカい電力」が地球の奥底に眠っている

2026年3月21日

image:QuaiseEnergy地下世界には何かとロマンがあるものですが、特大級のやつが眠っていました。再生可能エネルギーの「お天気次第」という弱点を補うために、世界で様々な発電が試みられています。原子力発電を地底に刺してみたり、空気を地下に圧縮してみたり、雨でも発電できる太陽光パネルを作ったり、下水処理場からメタンガスを取り出したり、高密度な流体で揚水発電をやりやすくしたり……。そんな実験に

廃ペットボトルがパーキンソン病の治療薬になるかも

2026年3月21日

Photo:DanijelaMaksimovic/Shutterstock.comエディンバラ大学の研究者たちが、プラスチックをパーキンソン病治療薬にする新しい手法を開発しました。何か特別なプラスチックというわけではなく、普通のプラスチックを薬に変えられるんですって。InterestingEngineeringが報じました。プラスチックが薬に変わる仕組み今回の主役は、ペットボトルなどに使われる「P

たばこのポイ捨てがダメな理由が科学的に完璧に判明

2026年3月21日

image:generatedaatWhisk道端や公園で見かけるたばこの吸い殻。「まあ小さいし、そのうち自然に分解されるでしょ」と思っていませんか。それ、やっぱり大きな誤解ですよ、と科学的に突きつけられました。ナポリ・フェデリコ2世大学の農業学部教授であるGiulianoBonanomi氏を中心とする研究チームが、吸い殻を10年にわたって追跡した研究を学術誌『EnvironmentalPollu

人類最大の強みは知性ではなく他者への共感力だった?

2026年3月20日

Photo:ivector/Shutterstock.com人類がここまで繁栄できたのは、発達した知性のおかげだと思っていました。高校でもそう習いましたし、疑ったこともなかったんですよね。でも、IFLSが報じた新たな研究によると、人類の強みとなっていたのは知性だけじゃなくて、感情。とりわけ「他人に共感する力」だった可能性があるんですって。人間は強い生き物じゃないあらためて考えると、人間って身体的に

孤独を感じたらAIとお話し…じゃなくて赤の他人とメールするのがいいらしい

2026年3月19日

Image:NewAfrica/YouTubeアメリカの高等教育の現状を調査するGallup/Luminaによる最近のレポートで、学生の6割が孤独によるストレスを感じていることが明らかになりました。すでにLonelinessEpidemic(孤独のエピデミック)と通称で言われるくらい、近年は孤独が社会問題になっています。問題が起きれば、そのソリューションとしてのビジネスが立ち上がるものですが、その

ピザって環境によくないのでは?真面目に調べてみたら…

2026年3月19日

Image:Shutterstock「ナポリのピッツァ職人(ピッツァイオーロ)の芸術的な技」はユネスコの無形文化遺産にも登録されているほどですが、本場ピザ(以下、ピッツァと書くべきですが、わかりやすくピザとします)といえば薪窯が特徴的。こんがりとした生地の香りがたまらないわけですが、ちょっと想像してみると、あんなにガンガン薪を燃やしていて大気汚染は大丈夫なんでしょうか?と、イタリアの国家機関が「ピ

全く知られていなかった「大量絶滅」の存在が発覚。原因は不明

2026年3月18日

Image:Diman_Diver/YouTube地球の長い歴史の中で、生き物のほとんどが死に絶える「大量絶滅」という大事件は、これまで公式に5回あったとされてきました。有名なのは6600万年前、巨大な隕石が落ちて恐竜が滅びたあの事件です。ところが最新の研究で、これまでの記録をさらに1億年もさかのぼる「真の第1回目」が隠されていたことがわかりました。その名は「コトリン危機(KotlinCrisis

腸が悪いと歯も治らない? 東北大がつながりを解明

2026年3月18日

Image:generatedaatWhisk歯の治療がなかなか終わらない…、その原因が「腸」かもしれない。そんな驚くべきつながりを、東北大学の研究がまた一つ紐解きました。むし歯を放置していると、細菌が歯の根っこの奥まで侵入して、顎の骨まで溶かしてしまう「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」という病気になることがあります。歯根の先端が炎症を起こし、骨まで破壊されていく、と聞くだけで痛そうなこ

地球の影へ太陽光レーザーを発射! 人工衛星の長寿命化に挑戦

2026年3月18日

Image:MantisSpaceそんな手があったのか…。いまや地球の周回軌道上には多数の人工衛星が打ち上げられており、その弊害が懸念されています。このほどスタートアップ企業のMantisSpaceが披露した新構想には、人工衛星の未来を変える可能性が秘められてもいそうです。地球の影へ太陽光ビームを届けるソーラーパワーで稼動する人工衛星でネックとなるのは、地球の影に入ったときの電力供給。リチウムイオ

5万枚の鏡で太陽光を夜の地球へ届けます…ってそれダメじゃない?

2026年3月17日

Image:ReflectOrbital昼はいいけど夜はダメな気がする。カリフォルニアに拠点を置くReflectOrbital(リフレクト・オービタル)社は、夜間に太陽光を地上へ届けるために、最大で5万枚の鏡を搭載した衛星を打ち上げるとのこと。その前の検証実験として、今年後半に全長約18mの試作衛星「Earendil-1(エアレンディル1号)」を打ち上げる申請を提出済み。暗い場所を照らす光を高額で

冬なのに40℃超え。テキサス州南部で冬のアメリカ観測史上最高気温を記録

2026年3月17日

Image:MelindaNagy/Shutterstock.com冬なのに、真夏以上の暑さってどうなの。去る2月26日、テキサス州南部のメキシコ国境に近いファルコン・ダムで、41.1℃という驚異的な暑さが観測されました。正式に認定されれば、アメリカの冬(12~2月)における観測史上最高気温になります。記録を塗り替える猛暑これまで、アメリカにおける冬の過去最高気温は、1902年2月26日にテキサス

発掘された2400年前の革、人間の皮膚でした

2026年3月17日

スキタイ人の墳墓で見つかった革が一体なにからできているのか調査するために、研究チームがそのタンパク質を調べました。その結果、なんと人間の皮膚だったのです。