宇宙人の信号はすでに届いていた? SETI研究者が気づいた“見逃し”の可能性

2026年3月12日

Image:StudioASD/Shutterstock.com地球外知的生命体との交流を試みた科学者の、苦闘を描いた名作映画『コンタクト』。主人公のエリー・アロウェイ博士(ジョディ・フォスター)が、幼い頃からヘッドホン越しに宇宙の声を探し続け、ついに規則正しいパルス信号をキャッチするシーンは印象的でした。『コンタクト』は、天文学者カール・セーガンが書いた小説が原作です。作者自身が天文学者だったこ

長風呂でできる指シワシワのナゾ、解明されました

2026年3月12日

Image:Shutterstock2025年5月19日の記事を編集して再掲載しています。試してみたいけど、うちにはバスタブがないんだった…。長風呂後の指シワシワの謎プールやお風呂に長くつかると、指や足の指がシワシワにふやけますよね。これって誰もが経験することだと思うんですけど、その科学的な理由は最近までよくわかっていませんでした。そして2023年、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の生物医学工学

老朽化してるけど引退できない。国際宇宙ステーションはあと2年働きます

2026年3月12日

Image:NASAviaGizmodoUS後継者育成に難航、老体に鞭打つ。米国議会の上院はNASA認可法案の改訂版を可決し、国際宇宙ステーション(ISS)の退役時期を、2030年から2032年に延期する方針を明らかにしました。ISSの稼働が2年間延長される目的は、「低軌道における継続的な有人滞在と能力の空白を回避し、商業宇宙ステーションの準備ができる前に、中国に主導権を譲ることを防ぐこと」と記さ

木星の大きさが半世紀ぶりに更新。定説よりもちょっと小さくて、つぶれていた

2026年3月12日

Image:WeizmannInstituteofScience新たな計算結果を反映した概念図。これがどう影響するんだろう?イスラエルのワイツマン科学研究所などは、木星がこれまで考えられてきた形よりもわずかに小さく、平たいという新たな計測結果を発表しました。この論文は、英科学誌『NatureAstronomy』に掲載されています。教科書を更新する必要があります。ただ、木星の大きさそのものが変わった

110億円の月探査ミッションが一瞬で水の泡。原因があまりに単純だった

2026年3月11日

NASAとロッキード・マーティンによる、月探査衛星「LunarTrailblazer」が月周回軌道にある様子を描いたイラストImage:NASANASAの月探査機「ルナ・トレイルブレイザー(LunarTrailblazer)」は、月面の水をマッピングして将来の月探査に重要な手がかりをもたらすはずでした。しかし、昨年ケネディ宇宙センターから華々しく打ち上げられた直後、ただの鉄屑になってしまったんです

月でも酸素が作れると判明

2026年3月10日

image:generatedatwhiskキャンプで焚き火をする時、薪が拾えるならラクですよね。現地調達最高!宇宙も同じような話です。「月で酸素を生む」という実証テストにNASAが成功しました。この技術の名前はCaRD(CarbothermalReductionDemonstration、炭素熱還元実証)。聞き慣れない名前ですが、やっていることは「太陽光を集め、レンズで月の土を焼き、酸素を作り出

人間の口の中に答えがあった。ピーナッツアレルギーに勝つ方法

2026年3月10日

Image:Shutterstockこんな身近に最強の戦士がいた!人間の口の中と腸内にいる微小な微生物が、ピーナッツアレルギーを引き起こす危険なタンパク質をうまく分解できることが判明しました。どんな微生物?つまり、私たちの唾液や胃液の中には、危険なアレルゲンを分解できる微生物が、すでに存在しているかもしれないということです。研究対象となった微生物の中でも、「RothiaaeriaASV14171」

生命の宇宙起源説は本当? 隕石衝突の衝撃でも死なない微生物

2026年3月10日

Image:JohnsHopkinsUniversity生命は、隕石に乗って地球へたどり着いた…のかも?生命の起源を宇宙に求める探査研究が続いています。宇宙空間を旅することができるかもしれない生物の可能性として、良く知られているのが強い放射線耐性を有するクマムシ。しかし仮に宇宙の放射線に耐えられたとしても、生物が惑星間を渡り歩くことができるかを左右する大問題は、実は惑星への到着時の衝撃にあるのかも

宇宙人に会えないのは「文明が5000年しかもたないから」

2026年3月8日

Image:Shutterstockこんなに想い焦がれているのに、会いたくて会いたくて震えているのに会えない。なんで会えないの?ねぇ、宇宙人、なんで会えないの?フェルミのパラドックス我々地球人は、地球外生命体を長い間探し続けています。なのに会えないし、向こうからもアプローチしてこないなんて、もしかして宇宙人なんてそもそも存在しないのでしょうか。イランはテヘランにあるシャリフ工科大学が、「フェルミの

80年ぶりに目撃された「ノーザン・ネイティブ・キャット」、リスみたいな外見だった

2026年3月8日

Image:Shutterstock2026年1月13日の記事を編集して再掲載しています。オーストラリアで「もうこの場所にはいない」と思われていた動物が、80年以上ぶりにカメラに姿を現したとIFLSが伝えました。撮影されたのはNorthernquoll(ノーザン・クオール)。現地では「ノーザン・ネイティブ・キャット」とも呼ばれる有袋類です。ネイティブ・キャットと言われるので、どんな外見をしているの

木星探査機JUICEが長旅の途中で「太陽系外からの珍客」を激写

2026年3月6日

JANUSは2025年11月6日に3I/ATLASの画像を120枚以上撮影Image:ESA/Juice/JANUS現在、木星を目指して宇宙を爆走中の探査機「JUICE(ジュース)」が、予定にはなかった「超ラッキーなシャッターチャンス」をものにしました。ターゲットは太陽系の外からはるばるやってきた激レアな訪問者、恒星間彗星「3I/Atlas(アトラス)」です。史上3番目!「外の世界」から来た謎の旅

NASAがアルテミス計画を大幅に変更。人類の月面着陸は2028年に持ち越し

2026年3月6日

左からNASA長官ジャレッド・アイザックマン、アルテミス2号のNASA宇宙飛行士リード・ワイズマン(船長)、ビクター・グローバー(パイロット)、クリスティーナ・コッホ(ミッションスペシャリスト)、CSA(カナダ宇宙庁)ジェレミー・ハンセン(ミッションスペシャリスト)Image:NASA人類を再び月面へと送り込む「アルテミス計画」が、根本からひっくり返ろうとしています。NASAは現在月面着陸に向けた

電力危機の救世主が「どろっとした液体」になる日

2026年3月5日

image:RheEnergise夏場に多い電力不足も困ったものですよね。作った電力をどうにか貯めておければいいのに。でっかいバッテリーを作る?家庭に配備する?色々考えられそうですが、実は、世界最大の蓄電システムは山と水を使う「揚水(ようすい)発電」なんです。その歴史は1907年のスイスにまで遡るといわれます。原理もそれほど変わらずシンプル。言わば“枯れた”技術ではありますが、イギリスのスタートア

人類はまだ「完璧な赤」の人工顔料を完成させていない

2026年3月4日

Photo:Asif31/Shutterstock.com正確な「色」を作るのって、なぜこんなに難しいんでしょう?目で見たままの色を人工的に再現するのは、実はすごく難しいことなんです。そのため、色を作るという技術には想像以上にお金がかかっています。私たちの身の回りにあるほとんどの人工物は、人工顔料、つまり特定の色に見える化学化合物によって着色されています。そして時間が経過するにつれ、それらの色を作

硫酸の雲の向こう側。太陽探査機が見た「金星の素顔」

2026年3月3日

Image:NASA/JohnsHopkinsAPL/NavalResearchLaboratory/GuillermoStenborgandBrendanGallagherviaGizmodoUSこの記事は「ギズモード・タイムマシン」──すこし前の今日って、何があったんだろう?未来から観察してみたら、懐かしさだけでなく、意外な発見だってあるかもしれません。2021年3月、「NASA『撮れるはずの

40度以上の日はなんて呼ぼう? 気象庁が命名アンケート募集中

2026年3月3日

Image:GuenterAlbers/Shutterstock.comあれ?決まってなかったのか。って思ったんですが、そう、決まってなかったらしいのです。気象庁では、最高気温が25度以上の日を「夏日」、30度以上の日を「真夏日」、35度以上の日を「猛暑日」と定め、「予報用語」として天気予報などで使用しています。しかし、40度を超える日がこれまで用語として定義されていなかったので、今回名称を定める

火星の水、予想より長く存在?蜘蛛の巣状の地形が示す新事実

2026年3月1日

Image:NASA/JPL-Caltech/MSSSviaGizmodoUS2025年9月に火星探査車キュリオシティが撮影した、火星のボックスワーク地形1つ謎が解けると、また1つ謎が深まる。NASAの火星探査車キュリオシティが、火星に残されたちょっと不思議な地質学的特徴を発見しました。硬化した尾根に砂地のくぼみが点在し、上空から見るとまるで巨大な蜘蛛の巣のよう。こうした古代の地形は、かつて火星に

南極にある「血の滝」の謎が解明される

2026年3月1日

Credit:NationalScienceFoundation/PeterRejcekviaWikimediaCommons100年以上解けなかった謎。1911年、オーストラリアの地質学者トーマス・グリフィス・テイラーは、南極の東南極の先端に血のようなものが流れているのを発見しました。これは「血の滝」と呼ばれていますが、本物の血液が流れているわけではありません。研究で、この赤色は酸化鉄によるもの

大気圏で燃え尽きるロケットや衛星、金属粒子を大量放出しているかも

2026年3月1日

Image:GerdBaumgarten燃え尽きるから大丈夫…ではない?寿命を迎えたロケットや人工衛星は、跡形もなく大気圏再突入時に燃えてしまいます。もし燃え残って次々と地上へ落下してきたら大変なことになってしまいますけど、でも、たとえそうならなくても大きな環境問題を引き起こしているとの懸念が高まっているのです。大気中に残る金属の粒子このほどNatureには、2月19日に制御不能で欧州上空への大気

3Dプリンターで作る「人工筋肉」。ロボット新時代を開くカギになりそう

2026年2月27日

Image:AdvancedMaterials走ったり踊ったりするロボットはありますが、ヒューマノイドの開発ってどこまで進んでいるのでしょう?人間と区別がつかないレベルになるのなんてまだまだ先?生物らしい動きをさせるのは極めて困難だって聞いていましたが、実際のところは?実は、すでに人間や動物のような滑らかで有機的な動きを再現し始めているんですって。おそらく私たちが想像していた以上に、生々しいところ

レアメタルを月から採取して売るビジネスが生まれそう

2026年2月25日

このほどInterluneは、月での採掘を事業化し、その第一歩として1500万ドル(約22億5000万円)もの出資を受けたことを発表。まずは専用マシンを月に着陸させ、採掘資源の調査に臨んでいくビジョンが明かされました。

使用済みEVバッテリー、実は宝の山? レアメタルが8割残っている可能性も

2026年2月25日

Image:Shutterstock2025年8月31日の記事を編集して再掲載しています。ごみの山は宝の山だった。役目が終わった、使い切ったと判断された電気自動車用を含むリチウムバッテリー(以下バッテリー)には、まだまだ回収・再利用が可能な純度の高いレアメタル(リチウム)が大量に残っているそうですよ。新たな研究結果は、潜在的に安定している豊富なリチウムの供給源が目の前にあるのに、私たちが本気で活用

「初めてのホテルで眠れない」のは、脳が非常事態モードだから

2026年2月24日

image:generatedatwhiskあー、よかった。ちゃんと本能だったんだ。旅行や出張で初めて泊まるホテルの夜、なぜか妙に目が冴えてしまったり、なかなか寝付けなかったりしたことありませんか?それ、あなたの気のせいでも「繊細すぎ」だからでもないようです。むしろ脳がちゃんと仕事をしているサインでした。名古屋大学環境医学研究所の小野大輔講師、竹本さやか教授、上田修平助教らの研究グループが、今年2

暗黒銀河「CDG-2」、質量の99%が見ることはできないダークマターか

2026年2月24日

Credit:NASA/ESA/D.Li(Utoronto)/J.DePasquale(STScI)見えないダークマター…でもないとはいえない。その特異な存在とは?光を出すことも、吸収することも、そして反射もしないダークマター(暗黒物質)。目には見えませんが、実は宇宙の質量の85%を占めていると考えられています。ダークマターはこれだけ大量に宇宙に存在するものなので、天文学者たちは宇宙の謎を説明する

火星への旅を乗り越えるカギはハムスターが握っていた

2026年2月24日

image:generatedatwhisk宇宙飛行士とハムスターの共通点について教えてください。いえ、大喜利じゃないんです。まるで接点などなさそうですが、実は、宇宙医学の最前線で結びつきつつあるといいます。きっかけは、広島大学の研究グループが発表した論文。テーマは「なぜハムスターは冬眠しても筋肉が衰えないのか」…。字面だけだと地味な問いですが、ハム飼いさんからすれば積年の謎かもしれませんね。とこ

「寂しいと眠れない」は科学的にも正しいみたい

2026年2月24日

Image:generatedatwhisk「睡眠離婚(SleepDivorce)」という言葉をご存知ですか。90年代ドラマにあった「成田離婚」は、新婚旅行先のトラブルで帰国後すぐ離婚しちゃうやつでしたが、こちらの離婚は本当に別れるわけではありません。夫婦が健康的な睡眠を得るために、「あえて」別の部屋やベッドで寝る生活スタイルのことです。なるほど、いびきや寝返りから解放されてスッキリ眠れる。一方で

「生物を物として扱う不快感」——ハトをドローンに変えるロシア企業の神経インプラント技術に批判の声

2026年2月24日

Image:NeiryGroupかつてハトの帰巣本能を利用して訓練することで、特定の場所にハトを移動させて文書を届ける「伝書バト」という通信手段がありました。その後、無線通信などの発展により、お役御免となるわけですが、インターネット全盛の現代にその復活を試みている企業があるようです。それが、ロシアのスタートアップ企業「Neiry」。ハトの脳を事実上ハッキングして「生きたドローン(バイオドローン)」

鋼鉄のように強く、しかもめちゃ軽い木材「スーパーウッド」が建築を変える?

2026年2月24日

Image:InventWood2025年10月19日の記事を編集して再掲載しています。待って。その木は何で切ったらいいの?ちょっと削りたいときはどうすれば?気になる…。木材のように見えて、鋼鉄のように強い。そんな夢のような素材が、ついに市場に登場しましたよ。メリーランド大学(UMD)の研究チームが天然木材の12倍の強度と10倍の靭性(壊れにくさ)を備えた木材の製造法を発見してから6年。ついにUM

冷たくても生息できたの? 水温2℃の南極近くでサメの姿を発見

2026年2月24日

Image:Shutterstock気温上昇で海水が暖かくなって住めるようになった?サメは地球上のほとんどすべての海に生息するんですが、南極周辺の海だけにはいないんです。南極周辺の海水はあまりにも冷たいため、サメが生息することはできないと考えられていました。しかし、今回の予想外の目撃によって、その認識が揺らいでいます。悠々と泳ぐ姿がキャッチされる南極半島近くのサウス・シェトランド諸島沖で海中カメラ

その価値84億ドル。悪役だった石炭灰が未来を変えるかも

2026年2月23日

Image:DuxX/Shutterstock2025年2月24日の記事を編集して再掲載しています。悪役がヒーローに変わる日は近い?アメリカ国内に何十年も蓄積されてきた「石炭灰」が、実はとんでもないお宝かもしれません。テキサス大学オースティン校が主導した研究によると、既存の石炭灰には、新たな採掘をしなくてもアメリカ国内の供給を大幅に増やせるほどのレアアースが含まれていることがわかりました。石炭灰に